『一期一会』～みやざるのゆるゆる日記

なんだか久しぶりに見た邦画“織田　祐二”さん主演の映画です
以前から見たかったんだけど、なかなか見れなくてやっとチェック

以前に原作も読みましたが、内容が少し違っていて・・・原作では教育係が太った中年のおばさんだったから恋愛っていう感じでもなかったし

内容は、エリート意識に凝り固まった県庁のキャリア公務員が大きなプロジェクトを成功させるために「民間交流」ということで三流スーパーで研修することになり、それまでの“お役所”で培われた常識が一切通用しない現実を思い知らされ、そこから人間的に成長していく過程が良かったし、面白かったわ

教育係が柴崎コウということで、もちろんちょっとした恋なんぞもあり・・・

でも、何かって言うと“マシュアルは”というとこなんか、おかしかったみやざるが思う「官」と「民」の意識の違いが描かれている感じがしました

しかし、エリート公務員が途中いろんなことに挫折しながらも、最後に『何かを成し遂げるには仲間が必要』っていうんですが、ス－パーの人達も最初はうざがっていた“県庁さん”が一生懸命なのを見て、みんなで頑張ってスーパーをよくしていこうと頑張る姿は良いです

織田さんも研修を終えて県庁にもどり、知事や上の人にも意見したりして表向きには下の意見も取り入れるかにみえた知事さん・・・やっぱり、体制は変わらないのねって思えるのが・・・キィィーって感じでした。

でもやっぱり織田さんファンのみやざるとしては、「踊る～」シリーズの方が好きかな



【あらすじ】Ｋ県庁のキャリア公務員、野村聡。プライドが高く、組織の中でいかに出世するかが人生の目的のすべてという極端な上昇志向の持ち主。ある時彼は、県政の目玉プログラムである民間企業との人事交流研修のメンバーに選出される。ところが、派遣されたのは田舎の三流スーパー“満天堂”。しかも、野村の教育係となった二宮あきは自分より年下のパート店員。それでも出世のためと意気込む野村だったが、書類とマニュアル優先の仕事しか知らない野村はまるで役に立たず、現場主義で実戦派の二宮ともことごとく衝突してしまうのだった。

製作：2006年
監督：西谷弘
出演：織田裕二、柴咲コウ、佐々木蔵之介 、和田聰宏 、紺野まひる、井川比佐志 、益岡徹 、奥貫薫 、ベンガル 、酒井和歌子、石坂浩二